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玉藻

玉藻

☆レッスン03♪

みんなも囲碁を始めてみようぉお~♪白ごっくんの
初めての囲碁レッスン♪


石の取り方『シチョウ』編

まずその前に、囲碁の一番大事なルールと、勝敗の決め方をおさらいしてみましょう。

囲碁のルールってとっても少なかったですよね(^^)。

★黒白の石を碁盤の交点に交互に打つ
★相手の石の呼吸点を囲んで全部ふさげば、その石は取れる。
★石を囲まれても、二眼あれば生きられる。
★コウはすぐには取り返せない。


これだけですね。

そして勝敗の決め方は、自分の取った陣地の広さ(目数)が相手より多ければ勝ち
わかりやすいですね。これだけの事がわかれば、囲碁は始められます。

といっても、囲碁のことを全然しらない人には、どこへどう打ったらいいのか、わからないし難しいですよね。

でも、囲めば石が取れる♪っていうのは楽しいです。
今回はそれを考えながら、囲碁の用語や石の取り方を覚えてみましょう。

ぼくたちにマウスを白ごっくんでーす黒ごっくんでーすのせてみてね♪



まず、石を取るってどういうことでしたか?
呼吸点を全部ふさぐってことでしたね。

真ん中にいます。┌┬┬┬┐
├┼┼┼┤
├┼●┼┤ ぼくでーす。
├┼┼┼┤
└┴┴┴┘


この真ん中にある黒ごっくんを取るには、どうしたらいいのでしょうか。以前もやりましたから、思い出してください。

あらら。これでぼくは取られちゃうんです。┌┬┬┬┐
├┼○┼┤
├○●○┤ 囲まれちゃったね(泪
├┼○┼┤
└┴┴┴┘


はい、思い出してもらえましたよね。
こういう風に、黒ごっくんの上下左右にでている呼吸点を全部ふさぐと、黒ごっくんが取れるのでした。ちなみに

やった♪┌┬┬┬┐
├○┼○┤
├┼●┼┤これなら、息ができるよ~♪
├○┼○┤
└┴┴┴┘


同じ四つの石で囲んでいても、これでは呼吸点をふさいでいないので、取ることはできません。では
┌┬┬┬┐
├┼○┼┤
├○●○┤
├┼○┼┤
└┴┴┴┘
この形になる一歩手前の図、それを考えてみましょう。

┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐
├┼○┼┤├┼○┼┤├┼┼┼┤├┼○┼┤
├○●○┤├┼●○┤├○●○┤├○●┼┤
├┼┼┼┤├┼○┼┤├┼○┼┤├┼○┼┤
└┴┴┴┘└┴┴┴┘└┴┴┴┘└┴┴┴┘

こんな形で、四つのタイプがありますよね。
あと一手で黒ごっくんを囲んじゃうぞ!という体制です。

この時の状態を、『アタリ』と言います。どの形でも『アタリ』です。これは辺や隅でも同じ事です。
あと一手で相手の石を囲む事ができれば、全部『アタリ』の状態です。
この一手を打つ事を『アタリにする』『アテる』といいます。

相手が気が付かなかったら、次の一手で囲んで取れちゃいますが、当然相手も取られたくないわけなので逃げてきます。逃げ方は、空いている呼吸点の所へ援軍を送ってあげるってことですね。
こんな感じです。

┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐
├┼○┼┤├┼○┼┤├┼●┼┤├┼○┼┤
├○●○┤├●●○┤├○●○┤├○●●┤
├┼●┼┤├┼○┼┤├┼○┼┤├┼○┼┤
└┴┴┴┘└┴┴┴┘└┴┴┴┘└┴┴┴┘

こうやって呼吸点を三つに増やしてあげると、一手ではとれませんね。だからこの黒ごっくんは逃げ出すことができました。
その上、白石は三つの石が斜めになって、完全に手を繋ぎ合っているわけではありません。ちょっと怖い形です。
だから、石を取れるか取れないかは、とっても大事な分かれ道なんです。
ただ石を取って得をした!っていうだけじゃなくて、自分の石が丈夫になって、繋がることができたわけですよね。
陣地を取り合うゲームの囲碁では、石の繋がりということが大事なんですよ。

これはもうちょっと後で説明しますから、今回は石がどうやって取れるかをお話ししましょう。

まず石の取り方といってもたくさんありますが、『シチョウ』という名前の石の取り方を、実際に図で見ていきましょう。

『シチョウ』はとっても大事な囲碁の基本。
『シチョウ知らずに碁を打つな』とまで言われる、基本形です。これが一番最初に覚えてほしい石の取り方です。

ではぼく(白ごっくん)と黒ごっくんに、交互に打ってその図を見てもらいましょう。


┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼┼┼●○┤
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

ちょっと大きくなって七路盤です。
今ここに、こういう感じで黒ごっくんとぼく(白ごっくん)がいます。
次がぼく(白ごっくん)の番だとしますね。
この時アタリにするんですけど、上手くアタリにすれば逃げられないんですよ。やってみましょう!

下からアタリ!逃げ道は左側だけです。┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼┼┼●○┤
├┼┼┼○┼┤こっちからね♪
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

こちらからアタリにすると、黒は逃げ道が左側一つしかありませんね。次の一手で取られてしまうので、逃げたくなります。
ここへ行かないと取られちゃう!┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼┼●●○┤ここです。
├┼┼┼○┼┤
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

こうしなければ逃げられないです。でも、白も逃げられたくないのでまたアタリにします。

左側からアタリ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤こうアテて
├┼┼┼○┼┤
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

もうひとつ┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├┼┼●○┼┤逃げても
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

今度は下から。反対からあてちゃだめですよ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├┼┼●○┼┤
├┼┼○┼┼┤こっちからまたアテて
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

ここだけだなぁ┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├┼●●○┼┤ここしか逃げるところがない(汗
├┼┼○┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

逃がさないよ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤ひたすら追いかけるぼく
├┼┼○┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

うんしょ┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
├┼●○┼┼┤黒ごっくんも逃げます
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

またあたり♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
├┼●○┼┼┤
├┼○┼┼┼┤ぼくも追いかける!!
└┴┴┴┴┴┘

ええぇえ~なんだかぁ~?┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
├●●○┼┼┤盤の端っこに追いつめられてる
├┼○┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

アタリだよ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
○●●○┼┼┤端っこまできたけど、まだ追いかける!
├┼○┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

逃げてるはずなのにぃ~┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
○●●○┼┼┤
├●○┼┼┼┤ああ、なんだか
└┴┴┴┴┴┘

まだ逃げるの?アタリ!┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
○●●○┼┼┤
├●○┼┼┼┤
└○┴┴┴┴┘アタリだよ♪

もう逃げられないよぉ~┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
○●●○┼┼┤
●●○┼┼┼┤に、逃げます。でも・・・
└○┴┴┴┴┘

やった♪呼吸点を全部ふさぎましたよ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○●●○┤
├○●●○┼┤
○●●○┼┼┤
●●○┼┼┼┤
○○┴┴┴┴┘これでぜーんぶ僕のモノ。石を囲みました。

石を取ってみましょう。こんな感じになりますね。

全部の石を取ると♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼○┼┼○┤
├○┼┼○┼┤
○┼┼○┼┼┤
├┼○┼┼┼┤●●●●
○○┴┴┴┴┘●●●●こんなに取れた!


八個の石が取れましたね。こういう形で『アタリ』『アタリ』と碁盤の端に追いかけていくことを、『シチョウ』とか、『シチョウに追いかける』とか『シチョウにかける』と言います。
何処まで行っても逃げらない。逃げれば逃げるほど、たくさんの石を取られてしまうので、『シチョウ』にかかってしまったら、逃げないであきらめるしかないです。

では反対に『アテ』てしまったらどうなるでしょうか。

黒ごっくんが左に逃げたとき、下からアテると?┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼┼●●○┤
├┼┼○○┼┤これはアタリですけど、
├┼┼┼┼┼┤逃げられちゃいますね。
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

やった逃げられたよ♪┌┬┬┬┬┬┐
├┼┼○○┼┤
├┼●●●○┤これでは一手では取れませんし、
├┼┼○○┼┤次に『アタリ』にも出来ません。
├┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┘

シチョウにかけて取れる石を逃がしてしまうのですから、大損害ですね。取れる石はしっかり取りましょう(*^_^*)!

シチョウは基本的な石の追いかけ方です。マスターしてねじゃあ、またね~~♪





「ごっくん」の画像アニメは星目風鈴中四目(はじめ)さんに著作権がございます。




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